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利上げと利下げ

利上げと利下げ


ファンダメンタル要素として、一番大きいのが金利のお話です。

利上げや利下げは、各国が景気をコントロールする手法として一番大きな手法と言っていいでしょう!

特に米国、欧州、日本などの一国が金利政策を発表することによって、世界の株価を左右するほどの強力なものです。

米国はFOMCで毎月、この発表を行ったりしますが変わらずが基本です。

もし変動があった場合は、相場が大きく動きます。

また、変動しそうだという心理によってですら、株価に大きな影響を与えるのです。

なので、事前に利上げがあるのか、利下げがあるのかを予測準備しておることはとても重要になってきます。



本来、金利と株価の基本をまず初めにしておきます。

金利が上がると、株価は下がるのが基本です。

考えてみてください。

金利が上がるということは、銀行にお金を預けておけば利子が大きくなるという作業ですから、現金で持っているより銀行に預けようということになります。

株は本来、現金で持っているより運用した方がいいと思って、現金を株価にするものです。

ただしリスクがあります。

お金を持っていれば、この現金を銀行に預けるか、株式にあてるのかどう運用するかってことです。

突き詰めれば、金利が上がれば株を売って現金に換えてでも銀行に預けた方が確実に運用できる、ということになります。


また、株価の上昇要因である会社の業績に陰りがもたらします。

会社の借入金の支払利息の増加が収益を圧迫したり、借入金を前提にした設備投資を見直したり抑制するようになるため、生産活動が停滞し、業績が伸びなくなるからです。

投資家サイドでは、住宅ローン等の金利上昇で支払利息が増え、消費が手控えられるという側面も、景気=株を下げる要因ともなります。

だから、金利が上がれば本来は、株は下がるのです。




ここまでは、良いですね。

大学の経済学部でもここまでの考え方は習いますからおさらいです。

ここからが本題です。


上記のお話は、あくまで金利と株だけをとらえた内容であります。

金利が上がって、株式にポジティブに反応するのは金融株です。

金利が上がったことによって、お金が金融株に集まってくるわけですから、金融株だけは潤うことになります。

ここから本題です。


これに債券を含めてとらえるという考え方です。

この考え方をすると、金利上昇は、株を上げるときもあれば下げるときもある、という考え方が出来るようになるのです。

金利が上がるということは債券が売られ、価格が下がるということになります。

その債券を売ったお金が、株式市場に流れ、いわゆるグレートローテーションという流れになります。


ポイントとしては、株価が上昇し景況感や業績等の実態がついて株価が上がってくる中で、金利が追いかけて上昇するケースについてはほとんど心配がいらないということなのです。

例えば、トランプノミクスの利上げはこの状況にあるんです。

好景気を持続させるため、過熱感を持たせないための利上げだからです。

一方、1988年頃、バブルの時期ですが、当時日銀はまず不動産に対する総量規制をやりました。

貸し出しを規制したのです。

その後、株価が高値を付け下落する中で、なんと利上げまでやってしまったのです。

バブルだと思ったからそのような対応をしたわけです。

実態を伴っていればこの利上げは吸収されていたはずです。

しかし結果的には景気を殺してしまったわけなのです。

アメリカではこのような状況をオーバーキルと言います。

金利を先に上げてしまうことによって、景気を殺してしまうのです。

アメリカのバーナンキ前FRB議長はそのようなことをよく研究していて、日本の轍を踏まないように金融政策を行ってきました。

アメリカは昨年、2016年3回利上げすると言っていましたが、実際には年後半に1回だけでした。

2017年も3回と言われていますが、実態ベースで見るとアメリカの景況感は良くなって来ているので、それをもとに4回とかコントロールしていくと思います。


日本の金利は0.1%に満たない状況の中で、0.3%、0.4%などとなってきたらすぐに国債の暴落などと言い始めますが、それではとんでもないミスリードに惑わされてしまう可能性があると思います。

2007年、2008年には、小泉内閣の郵政解散で株価が上がり1万8000円をつける場面がありましたが、当時の長期金利は2%で、今の10倍です。

その水準でも景気は問題なく耐えていたわけです。

金利の数値だけをみては、いけません。

実態を伴った金利なのか、そうじゃないのか、ここが重要なのです。

リーマンショックがなければそこに問題はなかったわけです。

もちろん過度な自信は良くないですが、実態を伴って景況感が良くなり、金利が上がっていく分には心配しすぎなくて良いのです。

ミスリードに惑わされて持ち株を売ってしまうようなことがないようにして欲しいと思います。

これは、国内のデータがそれぞれ回復基調にあり、ポテンシャルがあるという中での話です。

さらにアメリカの景況感も良くなってきている中、円安で日本の企業も儲かるということになれば、利上げでも株価は実態を伴っていれば、上がるのです。

そのためには、基礎データを確認し、どこを見ればいいのかポイントを押さえておく必要がありますが、現在は、短観を始め、各データがどうなっているかを見ておればいいのです。

例えば2017年3月時点では、揃って改善傾向を示しているので、そうした状況を頭に入れておけば、金利上昇でも株価は上がるんだと見ていていいのです。

2017年3月アメリカの長期金利の推移を見ても、NYダウが上昇する中、金利は上がってきています。

株価がモタモタしている中では金利も同じようにモタモタします。

こちらもグレートローテーションの動きが表れていると言えます。




アメリカの債券を売って、金利は上がるものの、株価が景況感の良い中で先行して上がっているのであれば、そのお金は株式市場に向かうということなのです。

金利の上昇については僕も2016年は心配していたのですが、2013年末時点を見ると、アメリカの長期債の利回りは3%を超えていました。

過去の経験則で言うと、NYダウは長期金利が3%でもしっかり保っていたのです。

そして現在も、金利が上昇してきている中でも景況感の改善がより鮮明になってきているのです。

金利が上昇したとしても、良い金利上昇であれば何も恐れることはないということなのです。






原理原則をもう一度振り返ります。

利上げ発表直後は、株価は一瞬下げるかもしれませんが、こうしたグレートローテーションか効いているときは、株価はかえって押し上げる要因となるのです!

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