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欧州勢の動き

欧州勢の動き

フランス勢のマクロン大統領がCOVID-19としての今次パンデミックに対するワクチンを巡り米英勢を牽制する発言を行ったとの情報あり。

具体的には、その知的財産権の「開放」が米国勢によって提起される中、実際の問題はむしろワクチンそのものや原材料の囲い込みであると発言した由:

―ポイントは米欧勢の統治エリートらが今次金融メルトダウンを通じて画策しているのは事態の収拾ではなく、混乱の維持と拡大を通じた世界史の刷新であるという点。

今次パンデミックはそのためのツールの一つであることをまずは認識すべき。

―この文脈で重要なのは、「アングロサクソン」勢という表現をあえてマクロン仏大統領が用い、米欧勢の団結ではなく、むしろ「分裂」を助長する動きを見せ始めている点。

他方で、欧州勢においてもスペイン勢やドイツ勢、さらには英国勢などを筆頭に来る7月に向けて「想定内」であった今次パンデミックに係る制限措置の「解除」を“喧伝”し始めている点がカギ。

米欧勢が、今次パンデミックといったシングル・イシューではなく、むしろ総じて“角逐”を深める結果に徐々になり始めている中、英国勢は欧州勢から「除外」され始めていることを中心に、引き続き事態の推移を注視すべき展開。

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