国内においてバブルの兆候が少し見え隠れしているようです・・・・
国内においてバブルの兆候が少し見え隠れしているようです・・・・
こんにちは、日経225先物 無限攻略の225 えびすです。
日本は株高のおり、実際に昔のバブルの時のような華やかなイメージは個人の家計に感じられないのが実態であります。
そんななか、日本株バブルの兆候としてですが銀行、信用金庫の不動産業向け新規融資額がバブル期も超えて過去最高となっています。
1-3月の不動産業向け設備資金新規貸出額は3兆8207億円で四半期ベースとしては、80年代後半のバブル期、過去最高だった昨年1-3月を上回る高水準で3月末の貸出残高も過去最大の77兆6171億円になっています。
もう少し中身を掘り下げると、個人の不動産投資、賃貸物件を所有する個人オーナーへの融資が増えているようです。
背景には、今年の相続税改正で基礎控除額が6000万円から3600万円に引き下げられ、超えた場合は新たに課税されるようになったからだと思われます。
相続財産を不動産にして課税評価額を下げるという相続税対策で不動産向け融資が積み上がっているようです。
東京オリンピックまでに地価の高騰が想定されるという理由での投資要因(キャピタルゲイン狙いのニーズ)だけではなさそうです。
中国とまでいきませんが、こういった背景で不動産側のサプライヤーの供給過多にまでなれば、バブルといわなくても経済原理から言えば、オリンピック前までに弾けてしまう可能性が懸念されます。