米国GDPがヤバい
2020.08.01
カテゴリ:海外の経済指標
米国GDPがヤバい
米国勢の去る4月から6月期の国内総生産(GDP)の下げ幅が最大になった。
具体的には、米商務省が昨日(30日)発表した2020年4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比32.9パーセント減となり下げ幅は1947年以降最大となった由
―ポイントは、米欧勢のグローバル・リーダーシップが今次金融メルトダウンを通じて画策しているのは事態の収拾ではなく、混乱の維持と拡大を通じた世界史の刷新である可能性が濃厚である点。
米国勢の動向もこの基本ラインに則り理解すべきであることをまずは認識すべき。
―この文脈で重要なのは、トランプ米大統領が来る11月の大統領選挙の延期を表明している点。
他方で、同大統領が大統領選挙における郵便投票導入に反対していることについてコロナ禍を引き合いに出している点がカギ。
与党共和党がトランプ大統領の選挙延期提案を却下している点を踏まえつつ、有権者の間で「脱トランプ」の動きが加速する可能性を中心に、引き続き事態の推移を注視すべき展開。