投資における
投資における資産管理法
今からお話することは、何も投資に限っての話だけではありません。
資産全体そのものの考え方でもありますので、ご参考いただければと思います。
投資に対して、どれだけの資産を運用すればよいか、皆様考えたことがあるでしょうか。
投資をすでにしておられる方は、実際にご自身の資産のうちどれだけ割り当てられている
か一度振り返ってみてください。一方これから始めようという方にはぜひ参考にしていた
ければと思います。
では答えからズバリ申し上げると、投資における配分は資産全体の三分の一が理想とさ
れています。残りの三分の一は、元本保証のある債権のような金融商品、そして最後の三
分の一はいつでも使えるような預金(キャッシュ)として持っておき、流動性を確保しておく
のです。このような資産分散のことをアセットアロケーション(資産配分)と呼びます。
投資の中でも分散することが良いとされておりますが、一長一短があり、資産そのもの
を分散させておくことが最大のリスクヘッジとなるという考えです。ここで分散投資と集
中投資を例に挙げますと、前者はリスクが少なくなる代わりにリターンも分散され、リス
クに対するリターンの妥当性が分かりにくく、見えにくいものになるのに対し、後者はリ
スクは分散するよりは高くなる一方、リターンも高く、リスクに対するリターンの妥当性
が見えやすくなります。無限大に資産があれば、分散投資も結構なんですが、限られた資
産のなかで普通の人は運用するわけですから、投資においては中でも集中投資がお薦めで
す。アセットアロケーションさえしっかりしていれば、集中投資で行っても安定した運用
が出来るのです。分散投資といってもリスクが0になることもありませんので集中投資で
十分だと思います。
そこで、適正なアセットアロケーションを守った上で、集中投資をするのに一番適した
ものは、何といっても225 先物とTOPIX 先物というわけになります。
一般に投資といえば株式が最初にイメージされるのですが、いかんせん景気に左右されま
す。景気の上昇時には良いのですが、下降時に始めてしまうと次の上昇時まで待たなくて
はなりません。またいつ景気が上向くかという保障もございません。225 およびTOPIX 先
物は倒産の恐れもありませんし、何よりも売りでも買いでもどちらからエントリーしても
構わないのです。そして今ではともにミニという商品も出来ているので、各人の資産に応
じて個別株をやるよりも少ない資金で出来てしまうのです。
そして当社の最大の強みはこの集中投資に対して、短期・中期・長期という観点から
ひとつの商品に対して時間軸で分散投資の役割も持たせております。
またTOPIX 先物を織り交ぜることにより、売りと買いのヘッジを相場のタイミング
によっては絶妙に効かせております。そしてこれらはすべて、一つの口座でできるという
集中投資の機能を果たしてくれます。
当社はいろいろなものに投資して来ましたが、何十年かけて行き着いたファイナルウェポ
ンです。最後は宣伝みたいになってしまいましたが、もう一度繰り返します。
アセットアロケーションをきちんと守れば、投資自体が安全で資産を増やし続けるものだ
ということは間違いありませんので、ぜひ覚えておいてください。